高2路上殺人、首に深い傷…小太り男急襲か

 神戸市北区の路上で、私立神戸弘陵学園高2年の堤将太さん(16)が刺殺された事件で、男が最初、堤さんの頭部を刃物で強く切り付けていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 堤さんと一緒にいた市立中3年の女子生徒(15)は「刃物は刺し身包丁のようだった」と事情聴取に証言しており、兵庫県警は、刃物の特定を急いでいる。

 5日の司法解剖の結果、死因は、右首の静脈を切られたことによる失血死で、傷の深さは7〜8センチだった。頭や首には正面から突き刺したような複数の刺し傷があり、傷口の形状から刃物は片刃だったという。

 捜査関係者によると、4日午後10時40分頃、堤さんと女子生徒は道路脇の自動販売機前で座って雑談していた。道路の反対側には、小太りの男が座って2人を見ていたが、いつの間にか2人に近づいたという。

(2010年10月6日10時17分 読売新聞)



神戸・高2殺害 刺し傷6、7か所…座ったまま襲われる?

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20101006-OYO1T00733.htm?from=main2

http://osaka.yomiuri.co.jp/zoom/20101006-OYO9I00730.htm
 神戸市北区で4日夜、私立神戸弘陵学園高2年の堤将太さん(16)が刺殺された事件で、遺体の傷は頭や右首、右肩などの6、7か所で、いずれも上から突き刺されたような傷だったことが捜査関係者への取材でわかった。堤さんと一緒にいた市立中3年の女子生徒(15)は兵庫県警の聴取に「刃物は刃渡り20センチくらいだった」と証言。遺体には抵抗した形跡がなく、県警は、堤さんが無防備のまま集中的に刺されたとみている。

 捜査関係者によると、遺体の傷は頭頂部や右首、右肩、左肩のほか、首の後ろにもあった。致命傷になった右首の傷は、首筋から肺まで達し、いずれも刃物を突き立てられたような傷だった。殴られたような跡は見つかっていないという。

 堤さんと女子生徒は4日午後10時30分頃、道路脇の自動販売機前に並んで座り女子生徒は左側にいた。男は、女子生徒から見て右側に当たる、自販機の南約10メートルの道路反対側に座って2人を見つめていたが、いつの間にか2人に近づいた。

 女子生徒が気付いた時には、男が右側で刺し身包丁のような刃物を振りかざしており、無言で堤さんの頭部に切り付けたといい、堤さんは座ったまま襲われたとみられる。

神戸弘陵高授業を再開

 堤さんが通っていた神戸弘陵学園高(神戸市北区)は6日、授業や部活動を再開した。事件翌日の5日は全校集会後、生徒の心理状態などに配慮して全員を帰宅させていた。

 同高によると、5日の集会後、堤さんと仲が良かった生徒6人が教室で泣き出したといい、担任教諭が家庭訪問。6日は、この6人を含む8人が事件の影響で欠席した。

 井上和彦教頭は「生徒の様子を注意深く見守り、必要があれば、しっかりケアしたい」と話した。

(2010年10月6日  読売新聞)