テンペスト(漏洩電磁波盗撮


テンペスト(Tempest)とは、遠く離れたところからパソコンからの微弱漏えい電波を受信し、パソコン画面をそのままモニター画面に映し出す盗撮技術です。

パソコン本体やモニターからの微弱漏洩電波が、周辺機器、ACケーブル、接続ケーブルに誘導し空中へ発射されます。 この発射された微弱電波を遠く離れた場所からターゲットの見ているパソコンの画面と全く同じ画面をモニターに映し出す盗撮方法です。    パソコン画面を盗撮するこの技術は35〜40年以上前から存在する技術です。正確には漏洩電磁波盗聴ではなく漏洩電磁波による盗撮です。つまり漏洩電磁波盗撮です。 この技術では音を聞くことはできません。

加害者側は、被害者と同一の画面を盗撮し監視・観察しています。 漏洩電波は微弱なため数十mほどの近距離でしか正確に画面を再現できません。 ただし、正確に受信された電波は、再度送信するリレー方式を使えば幾らでも離れた所からでも盗撮は可能です。


対策方法
この漏洩電磁波による盗撮から個人情報を守るためには、パソコンから漏れる電磁波を防止するしか対策方法がありません。その対策方法とは、パソコン本体や本体以外のケーブルやモニターから漏洩する電磁波を、特殊なフィルタを通し、電磁波の漏洩を最小限にとどめることです。 ここで言う特殊なフィルタとは、主にフェライトコアのことです。 あなたのパソコンの電源ケーブル、デスクトップPCの場合は本体とモニターを接続するケーブルの付け根付近にに円筒状の物が付いています。 これがフェライトコアというものです。 このフェライトコアをケーブル取り付けることによってケーブルから放射される漏洩電磁波を低減させることが出来ます。 ここで注意しなかればならないことは、フェライトコアのみで漏洩電磁波を100%カットすることが出来るのではないということです。 あくまでも漏洩電磁波を減衰させているだけなのです。 100%カットするためにはあなたの部屋全体を覆い隠すシールドルームが必要かもしれません。


テンペストとは、漏洩電磁波盗聴ではなく漏洩電磁波盗撮です。

盗聴と盗撮の違いをよく理解する必要があります。間違った言葉を使うと物事が正しく理解することが出来ません。
一般に、盗聴でもっとも多く使われる方法の一つは、電波を使った盗聴です。 これは電波式の盗聴器を部屋や電話機に仕掛け、そこから発射られた電波を離れた所から受信して、部屋や電話の内容を盗み聞きするという行為です。  つまり会話などの音や声を盗み、送信機(無線機)を通じて送信し、これを離れた場所の受信機(無線機)で音声に変換し盗み聞きするものです。 つまり、盗んだものを送るその方法は電波であり、電波を受信してこれを人が聞く場合が盗聴です。 テンペストの場合は、離れた場所から電波を受信してパソコンの画面を盗み見る方法です。音は一切聞こえません。 ですからこのテンペストの行為は盗聴ではなく盗撮なのです。



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電磁波盗聴(テンペスト)対策とは?
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