≪ 近赤外線を利用した遠隔からの思考盗聴 ≫


≪ 近赤外線を利用した遠隔からの思考盗聴 ≫

1、近赤外線の性質
波長800nmから2000nm程度の
近赤外線は、可視光や赤外線に比べて生体や物質を透過しやすい性質を持っている。
それで、近赤外線は頭がい骨を透過し、
脳の表面(大脳皮質)あたりで反射して戻ってくるという性質がある。
ttp://www.englink21.com/i-eng/column2/clm015/clm002.html など

2、近赤外線を利用した生体情報測定機器
近赤外線分光法を用いた装置の例
ttp://www.med.shimadzu.co.jp/products/om/01.html
光トポグラフィー技術
ttp://www.miyuki-net.co.jp/jp/product/etg7000.htm
二光子励起顕微鏡
ttp://www.cdbim.m.u-tokyo.ac.jp/research/01_02.html
OCT(Optical coherence tomography 光干渉断層計)
ttp://www.oitda.or.jp/main/hw/hw9841-j.html

3、近赤外線を利用して思考盗聴できるための条件
近赤外線を利用して思考盗聴できるためには、脳内の電気的活動による電気信号を
読み取る必要がある。
そのため、近赤外線が頭がい骨を透過し、脳の表面(大脳皮質)あたりで反射して
戻ってくるときに、脳内の電気的活動(=電位変動、電流、電場、磁場)によって、
近赤外線が変調される必要がある。

4、光の外部変調方法(出力光に対し、外部から変調を加える方法)
電気光学効果 =電界印加による物質の屈折率変化
音響光学効果 =音波による物質の屈折率変化
磁気光学効果 =磁界印加による光の偏波面回転
熱光学効果  =温度による物質の屈折率変化
ttp://yossvr0.ed.kyushu-u.ac.jp/optmodulation/optindex_j.html
ttp://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/denki16/4/4.htm

などの物理現象を利用したものである。
その他に、とある物質の光の吸収率が違うことを利用した強度変調
(近赤外線分光法を用いた装置や光トポグラフィー技術がその例)、
反射面での振動による位相変調などがある。
(光ではないかもしれないが、レーザー盗聴器やシリウスが
 振動による位相変調の代表的な例)

参考例:電磁波人命探査装置(電磁波による要救助者探査装置)(シリウス)
システムの概要
この電磁波が生き埋めになっている人の心臓や肺にあたって、反射されます。
反射波は、受信機から復調器を経て詳細な解析のためにコンピュータに送られます。
反射波から位相変調された成分を取り出し、その周波数分布をグラフとして表示します。
ttp://public.sakura-rubber.co.jp/fire/chapter04/4-10-01.htm


5、脳内の電気的活動によって、近赤外線が変調される可能性のある方法
脳内の電気的活動は、電位変動、交流電流、電場変動、磁場変動という形で表れるので、
電気光学効果と磁気光学効果によって変調される可能性がある。

6、磁気光学効果(ファラデー効果)によって磁場を計測できる原理

光ファイバー電流センサー

■原理・構造
 電流計測にはファラデー効果を利用する。ファラデー効果とは磁界方向に沿って配置
された光ファイバーに対して直線偏光が入射したときに偏波の方位が磁界の強度に比例
して回転する現象であり、その回転角を計測することによって磁界強度(電流)を測定
するものである。
ttp://www.ist.or.jp/homepage/kessyuu/morinaga/P3-sensor.htm

補足:ファラデー効果=磁気光学効果の一つ

近赤外線が、脳内の電気的活動(交流電流、磁場変動など)による磁気光学効果によって
変調された場合において、近赤外線で脳内の電気的活動(交流電流、磁場変動など)を
読み取れる原理は、上記の光ファイバー電流センサーと同様の原理である。

7、近赤外線による思考盗聴の問題

上記のように脳内の電気信号により磁気光学効果が起こって変調された近赤外線を
測定することにより、脳内の電気信号を測定することが
原理的に可能で、近赤外線でも遠隔から思考盗聴はできます。
しかし、問題点として透過性が低いという点があり、
被害者によって報告されているどこにいこうとも被害を防ぐことが難しいという
被害状況と一致しない。